JFRカードの歴史は、 変化の繰り返しでした。 未来もきっとそう。

JFR CARD HISTORY

Change with the times

たくさんの変化の中には、
「変身」と表現したい、大きな変化もありました。

◎たとえば、百貨店の一部門から、グループ会社への変身。
◎百貨店発行カードの管理会社から、自社で発行するイシュアへの変身。
◎そして現在の私たちの志向。従来型のカード発行会社から、
金融創造を軸とした生活提案企業への変身。

変身はたやすい道ではない。しかし、
さなぎが蝶へと姿を変えるように、変身には生命讃歌があふれている。
JFRカードはこれまでもこれからも、
変化と変身の喜びでいっぱいの会社でありたいと考えます。

  1. 1988〜1996

    誕生、大丸クレジットサービス。百貨店から独立して歩み始める。

    1988年
    株式会社大丸クレジットサービスとして設立
    1989年
    貸金業者の登録を行い、
    消費者向けカードキャッシングを開始
    1991年
    プロパー社員の採用を開始し、新卒1期生が入社

    株式会社大丸のエクセル課が、「大丸クレジットサービス」として子会社化。百貨店の一部門が会社として独立するのは当時は珍しく、大丸のなかでも先駆けとなりました。事業は、割引機能のついた百貨店が発行する会員カード「エクセルカード」の運営管理。

    親会社からの出向社員と契約社員のみでは会社が育たないことに気づいた1991年。親会社に頼らない独自の正社員採用活動がスタート。新卒1期生が入社することに。彼らは今や、会社の屋台骨を支える大ベテランになっています。

    阪神淡路大震災後に
    再建された大丸神戸店
  2. 1997〜2004

    事業本格化の兆し。エクセルカードからポイントカードへ。

    1997年
    大丸ポイントカード発行開始
    2002年
    営業部統合、コールセンター新設、インフラ整備
    2003年
    大丸札幌店オープンに合わせ、大丸Dカードが
    登場

    割引ではなくポイント付与で優待することで、より販売促進につながるポイントカードを発行開始。会員が増えると同時に、業務量も増えました。

    効率化するために、組織改正がスタート。百貨店内の各営業所でバラバラだった業務を統合し、入会審査や債権回収をパッケージ化。本社機能は拡大し、全国統一のコールセンターも設置したことで、社員の視野も全国へ広がりました。

    また、大丸札幌店のオープンに合わせ、大丸が「現金専用さっぽろDカード」を発行。エクセルカード、ポイントカードに加え、この管理受付業務も担うことに。Dカードは当時の人気を得て、ますます忙しくなってきました。

    オープン当時の大丸札幌店
  3. 2005〜2006

    怒涛の準備が実を結び、DAIMARU CARD、始動。

    2005年
    割賦購入あっせん業者登録、資本金増資、プライバシーマーク取得、三井住友カード及びDCカードと加盟店開放契約
    2006年
    DAIMARU CARD発行開始

    2005年は怒涛の1年間になりました。1月、割賦購入あっせん業者として登録。3月、イシュアとなり、カードの発行権が親会社から自社へ。5月、資本金を1億円に増資。7月、プライバシーマーク取得。11月、三井住友カード及び三菱UFJニコス(当時:DCカード)と加盟店開放契約締結。すべては、クレジットカードを自社発行するためでした。社員それぞれも、債権管理士や個人情報主任者などの資格勉強に励みます。

    そしてついに2006年「DAIMARU CARD」を発行開始。毎日何千通と送られてくる、ポイントカードからの切替申込書には、役員も巻き込んで全社で対応。これを機に本格的なカード会社へと変身しました。奮闘奔走したぶん、社員の達成感はひとしおでした。

  4. 2007〜2009

    大丸と松坂屋が統合。「JFRカード」として、より広い舞台へ。

    2007年
    親会社の大丸が松坂屋と統合し、J.フロントリテイリングが誕生
    2008年
    J.フロントリテイリングの100%子会社に、JFRカード株式会社へ社名変更、マツザカヤカード発行開始

    DAIMARU CARDへの切替作業が続くなか、なんと親会社の大丸が松坂屋と統合。それにあわせて大丸クレジットサービスも「JFRカード株式会社」に社名変更。

    社員たちは休む間もなく、今度は松坂屋利用者向けのクレジットカード発行に動きます。名前はマツザカヤカードです。

    大丸の時と同じく、百貨店のポイントカードからの切替作業は多忙を極めましたが、統合のおかげで会社のお客様が増えたのも事実。自社発行のクレジットカードは、一気に会員数を増やしました。

  5. 2010〜2014

    もっとはやく、もっといろいろ。各種カードの登場と、IT化の進展。

    2010年
    さくらパンダカード発行開始
    2012年
    タブレット端末による申込開始、オンライン入会システム導入、グループにパルコが加わる
    2013年
    お得意様ゴールドカード発行開始

    さらに進むカード開発。当初は限定発行を予定していた「さくらパンダカード」は、その可愛さから現在まで続く人気カードになりました。百貨店のキャラクターを利用したこのカードは、ピンク色の券面や一部利用額のピンクリボンへの寄付など、これまでにない斬新なものでした。

    さらに、百貨店の外商向けにお得意様ゴールドカードも発行開始。

    タブレット端末やオンライン入会システムの導入により、審査手続きの時間が大幅減。店頭で30分もかからず受付できるようになりました。グループにはパルコも加わりました。

  6. 2015〜2016

    DAIMARU CARD? マツザカヤカード?いいえ、大丸松坂屋/GINZA SIXカード。

    2015年
    DAIMARU CARDとマツザカヤカードの統合
    2016年
    Apple Payの導入

    同じ会社が発行しているにもかかわらず、依然として大丸と松坂屋ではカードが別々でした。本当は内容は同じ。どちらのカードも、もう一方の店でも使えることを知ってほしい。

    両カードの有効期限のタイミングを見計らい、ついに2015年に「大丸松坂屋/GINZA SIXカード」として統合。グループのカード会社として、一つの最良最適なかたちに辿り着きました。

  7. 2018〜

    時代も会社も、カードも変わる。新生JFRカードのめくるめくスピード。

    2018年
    新カードのプロジェクト始動
    2019年
    Visa、Mastercardと直接ライセンス契約締結、東京オフィス開設
    2020年
    心斎橋PARCOに
    QIRAフィナンシャルラウンジ」オープン

    決済・金融を取り巻く環境の大きな変化のなかで、JFRカードでも新たな取り組みが続々とスタートします。決済・金融サービスにおけるベストパートナーを目指し、全社がひとつになり業務を推進します。

    グループ外からの採用強化で、多彩な仲間たちが一気に増加。精神文化も活性化し、社員たちはスターチームの一員をめざして、より創造創出型の仕事に挑んでいます。グループビジョンにある『くらしの「あたらしい幸せ」』を発明する当事者たるために。

  8. 2021〜

    時代も会社も、カードも変わる。新生JFRカードのめくるめくスピード。

    2021年
    大丸松坂屋カードリニューアル
    QIRAポイントスタート
    加盟店事業
    (アクワイアリング)スタート
    QIRAローン –BRIGHT LIFE-
    発売開始
    ファミトラと業務提携
    「家族信託」紹介開始
    社員数270人超え
    (2018年比 50人増)