【アフターレポート】大阪城のお膝元、大阪迎賓館で1日限定特別ランチを楽しむイベントを開催。食と文化と歴史を体感し、素敵なひとときを過ごしました。

2019年に開催されたG20大阪サミットの晩餐会会場として利用された大阪迎賓館で特別なひとときを過ごす今回の企画。和楽器の生演奏を聴きながら各国首脳陣も堪能した料理をアレンジしたランチを味わい、大坂城の天守閣を仰ぐ広大な西の丸庭園を貸切でお楽しみいただくイベントが開催されました。

参加されたのは、QIRAポイントと交換で応募できる抽選で選ばれた19組37名の会員様。イベントが開催された11月20日はお天気にも恵まれ、紅葉に色づく大阪城天守閣も見ることができました。会場となった大阪迎賓館は1995年のアジア太平洋経済協力会議「APEC'95」に際して、京都二条城の白書院を模して造られた純和風建築。2019年にはG20大阪サミットの晩餐会会場となり、世界の注目を集めました。

当日、会場を訪れた会員様はまず1969年に松下電器産業株式会社の創業者松下幸之助氏より寄贈された非公開の茶室「豊松庵」でお呈茶を体験しました。豊臣秀吉と松下幸之助氏の名前から一文字ずつ取って名付けられた「豊松庵」は、西日本最大級の茶室。中でも『城の間』は大阪城の天守閣を望む特等席です。「素敵なロケーションでお茶をいただき、良いひとときを過ごせました。ランチも楽しみです」と、会員様の期待も高まります。

お呈茶体験の後は大阪迎賓館へ移動し、G20での各国首脳陣と同じ撮影場所で個別に記念撮影を行いました。撮影を終えた会員様は開放感のある庭園でガーデンウェルカムパーティに参加。シャンパンなどの飲み物を手に思い思いの時を過ごし、迎賓館の入り口に飾られた当時の首脳陣のサインを眺める会員様も多く見られました。

その後、いよいよメインイベントとなるランチがスタート。乾杯の挨拶では、支配人より大阪迎賓館の歴史やG20の晩餐会会場に選ばれた際の逸話を聞くことができました。この日のメニューは、G20での晩餐をアレンジして作られた特別なランチコース。泉州のキャベツや水茄子など地元大阪の食材をふんだんに使ったフレンチのほか、サミットでも提供されたワインをご用意。尺八と琴の生演奏も行われ、美しい音色が会場の雰囲気をさらに華やかに演出してくれました。「一品一品がすべて新鮮な味わいでした」、「奏者の方々が楽しそうに演奏していらっしゃったのが印象的でした」と、この日この場所でしか味わえない非日常の体験をされたようです。

イベントの最後には大阪城ボランティアガイドによる櫓見学ツアーも実施。現在の大阪城は豊臣秀吉築造の大坂城が慶長20年（1615年）の大坂夏の陣で落城した後、徳川幕府によって元和6年（1620年）から寛永6年（1629年）にかけて再築されたものです。再築工事の際に石垣の角などに武器庫として造られたのが計17棟の櫓でした。城郭の発達とともに櫓は監視や攻撃、防御にふさわしい施設へと進化していきましたが、その多くは明治維新の大火や第2次世界大戦で焼失。現在は西の丸に5棟の櫓が残っています。今回はそのうちの2棟でいずれも重要文化財に指定されている多聞櫓と千貫櫓を見学しました。櫓の内部に残る当時の設備や痕跡など見どころの解説に耳を傾け、会員様は歴史の奥深さを満喫されました。

楽しい時間を通して、新しい発見や驚き、感動と出会う、QIRA［キラ］ポイントで参加できる、大丸松坂屋カード会員だけの「特別体験」。もっと多くの方々に素敵なひとときを過ごしていただけるよう、これからもさまざまな企画をご用意してまいります。